
「いいね」と「星評価」はどう使い分ける?写真セレクトを速くする2つのマーク
Picolinの写真に付けられる「いいね(ハート)」と「星評価」の違いと、撮影者・被写体それぞれの立場での使い分け方を紹介します。掲載したい写真の加工依頼、現像の優先度付け、撮影者へのフィードバックまで、2つのマークで何ができるかをまとめました。
Picolinで写真を開くと、写真の隅に「ハート」と「星」の2つのマークがあります。「どちらも気に入った写真に付けるものでは?」「両方付けたほうがいいの?」と迷ったことはないでしょうか。
実はこの2つは役割がはっきり分かれていて、使い分けるとセレクト作業がかなり速くなります。この記事では、それぞれのマークが何を意味するのか、撮影者・被写体それぞれの立場でどう使うと便利かを整理します。

ざっくり言うと
| いいね(ハート) | 星評価(星) | |
|---|---|---|
| 意味 | 「この写真が欲しい / これを選ぶ」という合図 | 「この写真はどれくらい良いか」という度合い |
| 付け方 | ON / OFF の2択 | 1〜5の5段階(解除もできる) |
| 他の人からの見え方 | 誰がいいねしたか一覧で分かる | 人ごとに別々に記録され、平均も見られる |
| 向いている場面 | 掲載・納品してほしい写真を選ぶ、加工をお願いする写真を伝える | 現像の優先度を付ける、撮影者へのフィードバックとして度合いを伝える |
一言でまとめると、いいねは「選ぶ」ためのマーク、星評価は「優先度やフィードバックを伝える」ためのマークです。
いいね(ハート)でできること
いいねはワンタップで付け外しできる、いちばんシンプルなマークです。「この写真を選びました」という意思表示として使うのに向いています。
- 写真ごとに誰がいいねしたかが表示されるので、被写体の方が選んだ写真を撮影者側でもすぐ確認できます
- 「いいね」の絞り込みで、全員がいいねした写真・自分がいいねした写真・特定の人がいいねした写真だけを表示できます
- 「いいねした写真をダウンロード」ボタンで、いいねが付いた写真だけをまとめてZIPで受け取れます
- PCのブラウザでプレビューを開いているときは、キーボードのBキーでいいねを付け外しできます

星評価(星)でできること
星評価は1〜5の5段階で「どのくらい良いか」を記録するマークです。いいねと違って、人ごとに別々の値として保存されます。撮影者が自分の現像の優先度を付けるためにも、被写体の方が「この写真はとても好き」「これはそこそこ」といった度合いを撮影者に伝えるフィードバックとしても使えます。
- 写真一覧では、評価者を選んでいないときは全員の平均が、評価者を選ぶとその人が付けた星の数が表示されます
- 「星」の絞り込みで、「星3以上」「星5だけ」「星2以下」のように条件を指定して表示できます。評価者を組み合わせて「〇〇さんが星4以上を付けた写真」といった絞り込みも可能です
- 絞り込んだ状態で一括ダウンロードすると、表示中の写真だけをZIPで受け取れます
- 「ファイル名をコピー」を使うと、表示中の写真のファイル名と星の数がまとめてコピーされます。Lightroom Classicなどでファイル名検索してセレクトを写すときに便利です
- PCのブラウザでプレビューを開いているときは、キーボードの1〜5キーで星を付け、0キーで解除できます
立場別のおすすめの使い方
撮影者から被写体の方へ写真を送るとき
被写体の方には、まず「いいね」を使ってもらうのがおすすめです。「欲しい写真にハートを付けてください」と伝えるだけで済み、迷わず選んでもらえます。撮影者側は「いいね」の絞り込みで選ばれた写真をすぐ確認でき、そのままダウンロードや現像に進めます。
候補が多くて「特に気に入っているものを知りたい」場合は、星評価も併用してもらいます。たとえば「使いたい写真にはハート、その中でも特にお気に入りには星5」といった伝え方をすると、後から星の絞り込みで優先順位が分かります。星評価は撮影者へのフィードバックにもなるので、「こういうカットが好まれるのか」と次の撮影の参考にもできます。
被写体の方が「この写真を掲載したい」と伝えるとき
写真を受け取った側(被写体の方)が、自分のSNSアカウントなどに掲載したい写真を選ぶ場面でも、いいねがそのまま「加工をお願いしたい写真のリスト」になります。
- 受け取ったデータの中から、掲載したい写真にいいねを付ける
- 撮影者にチャットで「いいねを付けた写真の加工をお願いします」と伝える
- 撮影者は「いいね」の絞り込み(その人がいいねした写真)で対象をすぐ確認し、加工した写真をあらためてPicolinで送り返す
どの写真か口頭やファイル名で伝え直す手間がなくなり、撮影者側も「どれをレタッチすればいいか」で迷わなくなります。
複数人で写真を見るとき
主催者や複数の被写体の方が同じデータを見る場合、いいねは「誰が」を、星評価は「どのくらい」を記録します。いいねの絞り込みで人ごとの選択を確認したり、星の平均で全体的に評価の高い写真を探したりと、目的に応じて切り替えてみてください。
写真集やDL ROMの収録候補を選ぶ場合、RAW現像の前に被写体の方にセレクトしてもらってLightroomに反映する場合など、具体的な流れは別の記事で紹介しています。
よくある疑問
両方付けても大丈夫?
問題ありません。いいねと星評価は別々に記録されるので、片方だけでも両方でも構いません。
他の人の星評価は書き換えられる?
星評価は人ごとに独立しているため、自分が付けた星で他の人の評価が変わることはありません。
共有リンクで見ている人も付けられる?
共有リンクからアクセスした方も、いいねや星評価を付けられます。ログインしていない方が付けたものは「匿名」として表示されます。
まとめ
- いいね(ハート)は「選ぶ」ためのマーク。ON/OFFで、誰が選んだかが分かります。掲載したい写真の加工依頼にもそのまま使えます
- 星評価(星)は「優先度やフィードバックを伝える」ためのマーク。1〜5段階で、人ごとに記録されます。撮影者の現像優先度にも、被写体の方からの感想の度合いにも使えます
- 迷ったら、まずは「選ぶならいいね、度合いを伝えるなら星」と覚えておけば十分です
どちらのマークも、絞り込みや一括ダウンロード、ファイル名コピーと組み合わせることで、セレクト作業の時間を大きく減らせます。ぜひ次の撮影データから試してみてください。
ご不明な点やご要望があれば、お問い合わせからお気軽にお知らせください。