
RAWから埋め込みプレビューだけを取り出して送れるようになりました
RAWを選んだまま、カメラが記録した埋め込みプレビュー(JPEG)だけを送れる切り替えを追加しました。現像前の色味の確認やセレクトの依頼に使うデータを、RAWを書き出し直さずに軽く作れます。
RAWで撮影したデータを被写体の方に確認してもらうとき、これまでは「RAW+JPEGで撮っておく」か「確認用のJPEGを書き出してから送る」のどちらかが必要でした。
アップロード画面に**「RAW は埋め込みプレビューだけ送る」**という切り替えを追加しました。オンにすると、RAWの中にカメラが記録しているプレビュー画像(JPEG)だけを取り出して送ります。RAWを選んだまま送信できるので、JPEGを書き出し直す手間がかかりません。
埋め込みプレビューとは
多くのカメラは、RAWファイルの中に撮影時点の仕上がりで作ったJPEGを一緒に記録しています。カメラの背面モニターで写真を拡大表示するときに使われているのがこの画像です。
ピクチャースタイルやフィルムシミュレーションなど、カメラ側の設定が反映された見た目なので、「現像前にどのカットを仕上げるかを選んでもらう」用途には十分なことが多いです。
オンにすると、送る容量をここまで節約できます
同じRAW 20枚を選んで、切り替えのオフとオンで合計サイズを比べてみました。
オフ(RAWのまま送る):1.00 GB

オン(プレビューだけ送る):46.7 MB

1.00 GBあったデータが46.7 MBになり、送る容量はおよそ20分の1になりました。埋め込みプレビューはRAW本体よりずっと小さいので、枚数が増えるほど差が大きくなります。
アップロードにかかる時間も短くなるほか、受け取る側もスマホで開きやすくなります。容量の残りを気にせず、撮影直後の確認用データを送りたいときに便利です。
使い方
- アップロード画面でRAWを選ぶ
- 選択エリアの下に出る「RAW は埋め込みプレビューだけ送る」をオンにする
- プレビューの取り出しが終わったら、いつもどおり送信する
切り替えをオンにすると、選んだRAWからプレビューの取り出しがすぐに始まります。合計サイズや「選択された写真」の一覧は、取り出したあとのJPEGのサイズで表示されるので、実際に送るデータ量を送信前に確認できます。取り出しが終わる前に送信を押した場合は、終わるまで待つよう案内が出ます。
ファイル名は拡張子だけ変わります
送られる写真のファイル名は、拡張子だけが .jpg に変わります。たとえば IMG_1234.CR3 は IMG_1234.jpg として届きます。
カメラの連番がそのまま残るので、被写体の方に星評価でセレクトしてもらったあと、Mac用アプリのPicolinSetStarsで星評価を元のRAWに書き出すこともできます。RAW+JPEGで撮っていなくても、現像前に被写体の方にセレクトしてもらう流れをそのまま使えます。
プレビューを取り出せないRAWについて
カメラや設定によっては、RAWに十分な大きさのプレビューが入っていないことがあります。この切り替えがオンのときは、プレビューが小さすぎるか取り出せなかったRAWは送信しません。該当するファイル名は画面に表示されます。
そのRAWも送りたい場合は、切り替えをオフにしてRAWのまま送ってください。
ご利用の条件と注意点
- RAWを送れるカメラマンプラン(スタンダード以上)のアカウントで、Webのアップロード画面から使えます。アプリには今のところありません
- 送られるのはカメラが記録したプレビューです。現像ソフトで調整した結果は反映されません
- カメラによっては、データ詳細にカメラ名や撮影日時が表示されないことがあります
- RAW+JPEGで記録したJPEGも一緒に選ぶと、同じ名前の
.jpgが2つ並びます。どちらか片方だけを選んでください
ご意見や「このカメラのRAWで取り出せない」といったご報告は、お問い合わせからお寄せください。